2024/11/23 23:13
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2011/03/03 11:16
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誰しも忘れたい過去が、一つや二つはあるでしょう。しかし忘れたいほど印象深い出来事は、受け止め方によっては未来への強いエネルギーともなります。 若手社員のYさんは、上司と純文学の話をしていました。そこでYさんは、得意げに「シマムラトウソンのお勧めの作品は何でしょうか」と質問をしました。 ところが上司は不思議そうな顔をして、何も答えません。しばらくして「君は、島崎藤村のことを言っているのかな」と尋ねたのです。その時、Yさんは初めて自分の間違いに気づき、顔が真っ赤になったのです。 Yさんは、勘違いをしていた恥ずかしさと情けなさで落ち込みました。しかし、その恥ずかしさをバネに、これまで無縁だった純文学を読むようになったのです。 「後悔先に立たず」と言われるように、失敗した事実は悔やんでも変わりません。しかし失敗を教訓に、今できることをやり遂げることで後悔は薄れます。 今では、「島崎藤村」の名前を堂々と言えるようになったYさん。純文学と自分を繋いでくれた「恥ずかしい過去」に感謝する日々です。 <社団法人倫理研究所 「職場の教養」より> 自分も10年ほど前、社会人2年目くらいに大きなミス(プログラムバグ)で 倉敷市役所に謝罪と現象、対策の説明に伺ったことを今でも昨日のように思い出します。 今の会社はクライアントとのやりとりは全て営業です。謝罪等も全てです。 中の人間はぬるま湯につかっているようで緊張感に欠ける気がします。 緊張感がないから同じ失敗を繰り返すのだと思います。 常に緊張感をもって仕事に励みたいものです。 PR |
CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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