2024/11/24 10:44
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2011/04/07 07:37
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子供の一歳の誕生日に一升餅を背負わせて、お祝いをするという慣習が日本では伝統的に行なわれています。 餅の「一升」と人間の「一生」とをなぞらえ、<一生食べるのに困らないように>という願いをこめて、一歳まで無事に成長した我が子を祝うのです。 Sさんの家庭でも、まもなく息子が一歳の誕生日を迎えるため、この慣習に従い、我が子に一升餅を背負わせようと考えていました。 ある日、そのことをSさんの両親に伝えたところ、喜んで賛同してくれました。そして母親はアルバムを取り出し、一枚の写真を見せてくれました。そこにはSさんが、風呂敷に包んだ一升餅を背負っている姿が写っていたのです。 Sさんはその写真を見て、今まで自分がどれだけ両親から愛情を注がれながら育ってきたのかを、強く感じずにはいられませんでした。 この日の経験を境に、両親に対して恩返しの実践をしていこうと決意したSさん。同時に、父親、家庭人としての自覚も深まりつつあります。 <社団法人倫理研究所 「職場の教養」より> PR |
CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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