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# 靴が重い - 歩いて体を鍛えましょう
2011/02/28 18:48
中村さんは若い頃に比べて、足腰が弱くなったと自覚しています。

段差のある部分で足がもつれたり、駅から会社まで一度は立ち止まらなければ到着できません。さらには時として、妙に靴が重くなることもあるのです。

こんな中村さんの姿を目にした友人が、「おそらく不摂生な生活が、君の足が弱くなった原因だ」と忠告をしました。そして「老いは足からというだろう」と言って、ウォーキングシューズをプレゼントしてくれたのです。

この日を境に、中村さんはできるだけ歩くことに努めました。すると、あれほど苦痛だった通勤が楽になったばかりか、今まで出不精だったのが積極的に外へ出るようにと変わっていったのです。

幕末の英傑、勝海舟は、馬に乗らず、カゴにも乗らず、とにかく歩いて歩いて歩き回ったといいます。歩くことで体力が堅持できるだけでなく、多くの情報が得られる側面も利点だったようです。

足腰は体を支える根幹です。歩きを疎かにせず、壮健な体を維持しましょう。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>


7年前にUターンしてきまして、田舎なもので車が必須です。

おかげで殆んど歩くことがなくなりました。

「出不精」というよりは「デブ症」になっています。

私も勝海舟を見習って少しでも歩けるよう努力します。

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CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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# 心が響く - 明るい心で働きましょう
2011/02/27 18:47
休日のある日、A氏はレストランへ家族と食事に出かけました。

昼食時とあって、店内は大勢の客で混みあっているにもかかわらず、以前に来店した時にはなかった清々しさを感じました。

<この清々しさはどこから来るのだろう>と思いながら、くまなく店内を見回してみました。するとテーブルが脚まで美しく磨き上げられているのです。

至るところまで清掃が行き届いており、何よりも従業員の応対や掛け合う声が明るく、動きも素早いことに気がつきました。

「お待たせしました。どうぞごゆっくりお召し上がりください」という言葉も非常にていねいで、店員は常に笑顔を絶やしません。久しぶりにA氏と家族は、心地よい気分で食事をすることができたのです。

<明るい心が周囲に響いて、清々しい空気を醸し出す。この店の清々しさの元は、働く人たちの心の明るさなのだ。そして、この店の清々しさがお客様を呼んでいるんだ>と確信しつつ、A氏はレストランを後にしたのでした。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>


明るい空気は大事です。

明るい人と接すると自然と笑顔になれます。

虫も魚も明るいところに集まってきます。

それと同じか?


CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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# 親指と小指 - 他人に感謝しましょう
2011/02/26 18:41
私たちは生きています。内臓や各器官が機能し、身体が健全に働くことで、社会生活を営むことが可能となるのです。

美容室を経営しているM氏は、友人に誘われて経営者対象のセミナーに参加しました。実践的なメニューもあるということで、楽しみに会場に向かいました。

その中で、<右手は小指、左手は親指を立て>、次に<右手は親指、左手は小指を立てる>という動作を交互にするというメニューがありました。

M氏は、<簡単なことじゃないか>と実際にやってみようとすると、思うようにできないのです。自分の意思と違う指の動きに、思わず苦笑いしていました。

この時、M氏はハッとさせられました。<自分の指ひとつ思うように動かせないのだから、相手を動かすということは難しいことだ。人に何かをお願いする時は、謙虚な姿勢が大切だな>と気づかされたのです。

周囲に対する感謝の心を忘れず、<謙虚な姿勢で明るく他人と接しよう>とM氏は強く誓ったのでした。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>


人を上手に使うのは本当に難しいことです。

思いやりの心を忘れずに、他人と接したいものです。

CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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