2024/11/24 04:30
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2011/04/07 07:43
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4月に入り、桜前線が日本列島を北上中です。桜は翌春咲く花芽を夏に形成します。いったん休眠に入った花芽は、冬季に一定期間低温にさらされて休眠から覚めます。このメカニズムを休眠打破といいます。 桜の開花には、このような冬の低温が重要な要素となります。寒さという厳しい刺激が、花を眠りから目覚めさせるのです。 イギリスの詩人、パーシー・シェリーの詩に「冬来たりなば、春遠からじ」という一節があります。今は厳しい逆境に立たされていても、じっと辛抱して耐え抜けば、やがて幸福が訪れるという希望の気持ちを表現しています。 「自然は真理の百科事典」ともいうように、人生も企業経営も自然から学び得ることが多々あります。人も企業も厳しさから目をそらし、現状に甘んじていては、発展どころか後退してしまいます。 現状の厳しさや苦しさを「成長発展への礎である」と自覚し、自己を目覚めさせるための刺激であると肯定的に捉えたいものです。 <社団法人倫理研究所 「職場の教養」より> PR |
CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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