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# 一家団欒 - 家庭で一緒に食事をしましょう
2011/03/24 07:45
正岡子規は『病牀六尺』で、一家の団欒が子供の教育に大切だと説いています。

「先ず食事に一家の者が一所に集まる。食事をしながら雑談もする。食事を終へる。また雑談をする。これだけの事ができれば家庭は何時までも平和に、何処までも愉快であるのである。・・・・・一家が平和であれば、子供の性質も自ずから平和になる」。これは、子規が35年の短い生涯を終える、2ヵ月前の文章です。

現代の家庭を顧みると、孤食(一人で食事をすること)個食(それぞれが好きなものを食べること)子食(子供だけの食事)などが問題となり、食育の重要性が叫ばれています。

子供が一人で食事をすることから家庭の崩壊が始まり、その子供たちが集まる学校での学級崩壊につながり、やがて自己中心的な社会性の失われた人間に育っていくのではないでしょうか。

和やかで楽しい家庭を築くために、まず私たち自身が一家団欒の平和を楽しみ、それを伝えていこうではありませんか。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>

我が家でもなかなか一家団欒ができず、

息子は個食になってしまっています。

家族みんなで同じ料理を一緒に食べれるよう、

努力します。

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CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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# 叱られた時の潔さ - 叱られ上手になりましょう
2011/03/24 07:42
Kさんは業務について、部下の前で上役から注意を受けました。しかし、部下の前での指摘に腹を立てて、素直に聞き入れられませんでした。

Kさんの同僚のSさんは、叱られても嫌な態度を見せず、テキパキ仕事をすることで有名です。その秘訣をSさんに聞くと、「叱られた時に、心から『ごめんなさい』と言えるようになってからだよ」と答えてくれました。

そして、「叱られた後にすぐ改めたことで、人間的にも成長することができ、仕事にも結果が出せるようになった」と言いました。Kさんは周りの目を気にして、非を認められないでいた自分を、恥ずかしく思ったのです。

「叱られっぷり」のよい人の方が、より自己を見つめ直すことができ、他の人たちへの配慮ができるようになるものです。叱られっぷりの悪い人は、成長へのチャンスを見逃し、やがては誰も手を差し延べてくれなくなるでしょう。

叱られた時の心の持ち方で、どこまで自己を成長させられるかが決まるといえそうです。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>

叱ってくれる人がいることはありがたいことです。

最近はちゃんと叱ってくれる人が少なくなった気がします。

自分もしっかり相手のことを思いやって、息子に対しても、

部下に対しても、叱れる人間になりたいものです。


CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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# 自他共に尊ぶ - 自他共に尊重しましょう
2011/03/17 22:25
倫理研究所は「日本人の倫理意識に関する調査」を、2005年と2010年に、全国1200名の男女を対象として実施しました。

インターネット上で、「父母を敬うこと」「思いやりをもつこと」等25項目を、幅広い年齢層に提示。「共感できる」「実行している」「今の社会に必要と思う」などの回答を選択するという形式です。

その結果、5年の間で最も関心が低くなったのは、「他者を尊重すること」でした。これは日本人が他者のみならず、自分自身をも大切にできなくなってきているということが想像できます。

なぜならば、人が自分と他者に向ける意識は無関係ではなく、密接につながっているからです。

親から受け継いだ、この世に一つだけの生命と身体が自分です。あらためてその尊さを自覚する時、自ずと他者の尊さも感じられることでしょう。

自他共に、尊重し合える社会にしていきたいものです。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>

価値観は人それぞれです。

自分の考えの押し付けにならないよう、他人の意見に耳を傾ける余裕を持ちたいものです。

CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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