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# 大失敗 - 初心を忘れないようにしましょう
2011/03/07 22:05

外食産業で働くNさんは、毎年3月になると大失敗してしまった過去を思い出します。それは、入社して一年になろうとするその月のことでした。

Nさんは仕事にも慣れ、遅番をバイトのスタッフと二人だけで行なえるようになっていました。閉店業務も滞りなくできると自負していたのです。

ところがある朝、早番の社員からNさんに電話が入り、「店に鍵が掛かっていなかった」と伝えられました。幸い空き巣などの被害は無かったため、出勤時に報告をしようと思っていると、店長にすぐ来るようにと呼び出されたのです。

そして、店長から二つの注意を受けました。一つは「失敗はすぐに報告すること」です。遅番だからといって報告が遅れてはいけない、と教えられました。

もう一つは「初心忘るべからず」です。Nさんも、初めての遅番の時には火の元や戸締まりを何回も確認して、さらにもう一度と慎重に行なっていたのです。

以後、Nさんは<仕事に慣れてきた時が一番危ない>と自戒し、常に初心を忘れないよう心しています。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>



慣れた頃に失敗することはよくあります。

常に緊張感をもって仕事をすることが大事だと思います。

定期的な見直し、チェック機能を設けるのも一つの手段です。

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CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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# 子育てのイメージ - 過去の経験を現在に活かしましょう
2011/03/06 21:58

3人の子供を持つM子さんは、食品販売の会社に再就職しました。2年後、その働きが認められ、ある営業チームの班長として抜擢されたのです。

思わぬ大役に力の入った彼女は、厳しい態度でスタッフを統率しました。ところが、強すぎるリーダーシップが裏目に出て、孤立する場面が出てきたのです。

上司はM子さんに、「もっと大らかに、まずは自分の得意なスタイルでいこう」とアドバイスしました。そこで、「子育て」をイメージすることにしたのです。

M子さんは<自分の子供ならば、どんなにダメな子でも見捨てるわけにはいかない。良いところは躊躇なく褒めて、悪いところは遠慮なく悪いと言おう>と心に決め、その精神をチームスタッフに対しても実践しました。

任せられる仕事は任せて、自主性を重んじた結果、スタッフのモチベーションは上がり、チームに一体感が出てくるようになったのです。

自分の得意分野を仕事面に転換できれば、その経験値は大きくプラスに働くでしょう。「経験は理論に勝る」を旨に、仕事に活かしていきたいものです。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>


職場では自分の子供のようにそう上手くはいきませんが、

良い事も悪いことも、遠慮なく言える職場環境をつくっていきたいですね。

CATEGORY [ 職場の教養より掲載 ]
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# タスキを繋ぐ - 思いを繋いでいきましょう
2011/03/05 10:03
毎年、正月の2日間、全国の注目を集めるのが「箱根駅伝」です。今年も多くのドラマを生み、大きな感動を与えてくれました。

個々のランナーの鍔迫り合い、記録の更新、次年度のシード権争い、そして優勝校の行方、どれをとっても興味は尽きないでしょう。

しかし、その中で忘れてはならないものがあります。それは基本的なテーマである「タスキを繋ぐ」ということです。

途中棄権者が出ればタスキは繋がらず、トップとの差が広がりすぎても、繰り上げスタートとなり、皆の汗が沁み込んだタスキ繋がりません。シード権を取れなければ、次に「箱根」で走れる保証はありません。

走者に選ばれるために一年間競い合ってきたチームメイト、支えるスタッフ、陰の力である家族など、タスキには様々な人の熱き思いが込められています。

企業も同じです。突如として今があるのではなく、先人の努力があり、その力が繋がって今があることを肝に銘じていきましょう。

<社団法人倫理研究所 「職場の教養」より>


仕事もチームプレイです。

先人の方々が築いてきた社会的信用や、お客様との信頼関係、

社内では、一つの仕事をとってみても前後の工程と、色んな人の関わりや

おかげで今があるという事を、改めて認識するべきです。

言動、行動に責任を持ちます。


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